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BIM最新ニュース(2022年11月版)

RevitのDynamoでコンクリート数量を自動算出

株式会社長谷工コーポレーションは、Revitで作成した建物の基礎部分などのコンクリート数量の算出を従来2時間程度かかっていた作業を、Dynamoでカスタマイズすることにより、30分程度で完了することが可能となり、積算業務全体で75%の削減を実現しました。

参考サイト

長谷工のDⅩ推進 長谷工版BIMモデルでのコンクリート数量自動算出システムを構築 ~現場作業所での積算業務を75%削減~|プレスリリース|長谷工コーポレーション (haseko.co.jp)

自動配筋・自動配筋検査を実現したシステム

前田建設工業株式会社は、鉄筋BIMという配筋図の自動配置したデータに対して加工図データと入れ替えることにより、配筋BIMという鉄筋の納まり検討、加工図・加工帳の作成、配筋検査の作業が大幅に軽減される。
鉄筋専門工事会社もこの鉄筋BIM/配筋BIMデータを確認できることから、生産プロセス全体でデジタルデータ(鉄筋BIM/配筋BIM)を活用することにより、建設DXを推進することになる。

参考サイト

鉄筋/配筋BIMシステム「アトアレ(ATARE)」を構築 ~仮想空間での自動配筋・自動配筋検査を実現~|2022年|ニュース|前田建設工業株式会社 (maeda.co.jp)

建設重機と工事進捗をリアルタイム配信

五洋建設株式会社は、RTK測位を用いてBIMデータ上に建設重機の位置をリアルタイムに表示できるようにした。
工事進捗のデータ等、情報の一元化と情報共有を行い関係者間の情報共有の負担を大きく軽減させた。

参考サイト

建設重機と工事進捗をリアルタイム配信 – 五洋建設 (penta-ocean.co.jp)

令和4年度BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業

国土交通省は、表記のモデル事業に対して3件の採択を決定した。
  1. アトリエ系設計事務所におけるBIMクラウド協働作業の一般化とルール化の普及推進計画
    応募企業:久保田章敬建築研究所、峰設計株式会社、真喜屋構造設計室
  2. BIMとモバイル端末をベースとした維持管理フロー、大規模修繕のための調査・計画手法の検討
    応募企業:一般社団法人スマートシティサーベイ、ONESTRUCTION株式会社
  3. BIMモデルを活用した数量積算の有効性検証と提言
    応募企業:株式会社フジキ建築事務所、株式会社遠藤克彦建築研究所

参考サイト

採択事業概要|令和4年度BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業 (bim-jigyou.jp)