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[ What is CAD ]

CAD基本情報

CADとは

CAD(Computer Aided Design)は、コンピュータ支援設計と直訳されるが、コンピュータによる設計である。2D CADは、主に図面を作成するソフトウェアを指し、3D CADは、三次元のモデリングを行うソフトウェアである。
二次元の図面をコンピュータにより作図することは、30年近く経過しており現在では、ドラフターを用いた図面作成は目にすることがなくなっている。

2D CADソフトウェア

最も一般的なものは、AutoCADであり、日本ではdwg互換CADと言われるIJCAD、JW_CAD、BricsCAD、ARES、ZW_CADが利用されている。 作成図面に従い専用CADシステムも多数発売されている。

3D CADソフトウェア

三次元CADは、設計対象により分類される。製造業では、inventor、solidworks、CATIA、PTC Creo Parametricが挙げられる。建設業では、Revit、archicad、Civil3D、VectorWorksが挙げられる。

2Dと3Dの違い

2D(X,Y)、3D(X,Y,Z)で明確にZ座標があるか無いかになるが、そもそも2Dは、3Dで表現できないので、2Dで正面・側面・平面・断面等で3Dを2Dに変換したものである。
2Dについては、図面を作成することはある程度直感的に作成できるため、仮に元図面と同じものを作成するには、比較的簡単に作成することができる。しかし、3Dになると同じものを作成するには、3Dの知識と利用するソフトウェアの機能を理解する必要があるため、簡単には作成できない。

CAMとは

CAM(Computer Aided Manufacturing)は、工作機械が理解して対象物を切断、切削等するためのNCデータ等を作成するシステムのことである。最近は、2D図面であるdwgファイルを読み込み工作機械が判断して加工できるものがあるが、一般的には、工作機械に向けたファイルフォーマットに出力するシステムである。

CAEとは

CAE(Computer Aided Engineering)は、主に3Dモデルデータに対して構造・流体・熱等の物理現象をシミュレーションできるシステムである。CAEシステムは、solverにより各種計算を行い、Postprocessorにより計算結果のOUTPUT(結果表示)を行うものに分けられる。