[ CAAD glossary ]
CAD用語集
主に建設業界で使用するCADに関する用語についてご紹介しています。CAD初心者の方にも役立てていただけるように基礎的な用語から専門的な用語まで随時更新してまいります。
CAD
CADは、Computer Aided Designでコンピュータによる設計と直訳できるが、コンピュータにより作図(図面を作成)すること。
CAE
CAE(Computer Aided Engineering)は、コンピュータを用いて仮想的にシミュレーションすることである。
CAM
CAM(Computer Aided Manufacturing)は、CADで作成された図形情報を工作機械へ渡すためのデータフォーマットに変換することである。
E-BOM
Engineering BOM(Bill of Materials)は、設計部品表と呼ばれ設計した製品の部品・配下の部品の構成を表にまとめたもの。
M-BOM
Manufacturing BOM(Bill of Materials)は、製造部品表と呼ばれ生産工程に合わせてE-BOMを考慮したもの。
PDM
PDM(Product Data Management)は、CAD図面データ、BOM等の情報を一元管理する製品情報管理を指す。
PLM
PLM(Product Lifecycle Management)は、製品情報管理と言って製品のライフサイクルを管理すること。
寸法拘束
パラメトリック図形は、寸法が変化することにより図形が変更されることを言う。
属性
CADでは、図研情報に付属する情報を属性情報と言う。
AutoCAD
AUTODESK社の2D/3DCADシステムのこと。
画層(レイヤ)
画層(レイヤ)は、CADでは、該当の図形を作図する層のことを指す。画層に対して色・線種・線幅等の属性を保持されることもある。
DWG
DWGは、AutoCADの標準ファイル形式のこと。
DXF
DXFは、CADの共通ファイル形式であり、2D、3Dそれぞれを対象としてベクター形式となる。
グリッド
基本的には、縦横同距離の点であり、CADで作図時にこの点にマウスオンされる点である。
座標軸
2Dでは、X軸・Y軸で3Dでは、Z軸が追加される。
ブロック
複数の図形(オブジェクト)をグループ化したもの。マーク、記号等、固定の図形は、ブロックにすると配置・移動時に便利です。
オブジェクトスナップ
図形(オブジェクト)に対してマウス操作で、図形の端点・中心に自動的に吸着する仕組みのこと。より正確な図形(図面)を作成することができる。
USC
ユーザー座標系でユーザーがある起点に対して座標系を定義できる。単純にXY座標系に対して確度を持たせたりできるので、作成時に便利な機能である。
WCS
ワールド座標系でX,Y,Z座標系のこと。基準座標系になるため、座標系を変更することはできない。