[ BIM Requirements ]
BIMオペレータ資格
BIMに関する資格をご紹介
BIM資格は、ISO19650の国際規格を大成建設株式会社、大和ハウス工業株式会社、山口重工業株式会社、株式会社大林組、スターツCAM株式会社、株式会社安藤・間が認証取得していますが、その他の資格は、BIMソフトウェアメーカが、BIMソフトウェアの技術操作向上のために資格化しています。国内で取得可能なBIM資格についてご紹介します。
BIM資格の種類
BIM資格については、BIMソフトウェアメーカの認定資格から日本のみ社団法人の資格、bsiの国際認定資格(ISO-19650)があります。それぞれについて、以下説明を行います。
BSIグループジャパンが、個人のBIM専門知識を証明する資格「BIM資格」(BIM ISO 19650、BIM BS 1192)資格試験をスタートしました。
グローバル資格として認められるため、海外での事業にも有効なライセンスになる可能性があります。
BIMソフトウェアメーカ
- autoedesk社 Revit Architectureユーザ試験
- Graphisoft社 Archicad認定試験
一般社団法人日本BIM協会
- BIM資格認定試験
BSI(British Standards Institution)国際規格)ISO-19650
- BIMプロジェクトインフォメーション資格 ISO-19650-2
- BIMアセットインフォメーション資格ISO-19650-3
BIM プロジェクトインフォメーション |
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BIM アセットインフォメーション |
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BIMオペレータ必見!
autoedesk社 Revit Architectureユーザ試験
- 試験内容:Revitの基礎知識、基本的な操作方法
- 問題数:30問
- 出題形式:選択式+実技操作
- 合否判定:73%以上の正解率
- 費用:7,700
- 備考:オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)にて研修プログラムあり(費用別途)
BIMオペレータ必見!
Graphisoft社 Archicad認定試験
- 試験内容:Archicadに対する製品知識・操作・技術・技能
- 出題形式:選択式(WEBで実施)
- 合否判定:80点以上の正解率で管理者、チームリーダとして指示判断可能。60点以上の正解率で実務が可能
- 費用:無料
- 時間:30分
日本BIM協会 BIM資格認定試験
現在、準備中のため、試験は開始されておりません。ただし、WEBでのオンライン試験が実施される予定です。
BSI国際規格 ISO-19650
- BIMプロジェクトインフォメーション資格 ISO-19650-2
- BIMアセットインフォメーション資格 ISO-19650-3
BSIのBIM規格は、個人が取得するものでなく組織での取得になります。BIMモデリングを使用して設計・施工・保守・廃棄のライフサイクル全体においての情報管理の仕組みが確認されます。組織としてBIMの取り組みを実証する認証となります。
BIMプロジェクトインフォメーション資格 対象者
- BIMプロジェクトを中心に、コミュニケーション、コーディネーション、コラボレーションを改善したい方
- BIMプロジェクトチームの運用効率を向上させBIMプロジェクトを推進したい方
- 大規模な不動産・土地・各種資産を所有する方
- 資産が効果的かつコスト効率より運用および保守する業務に関わる方
研修と試験:
BIMプロジェクトインフォメーション資格ISO-19650-2
- BIM基本研修/オンライン試験
- BIMプロジェクトデリバリ研修/オンライン試験
- BIM Handover Information Exchange研修/オンライン試験
- Security and BIM研修/オンライン試験
- BIM Health &Safety研修/オンライン試験
- 実務試験/申請書
BIMプロジェクトインフォメーション認定プロフェッショナル
BIMアセットインフォメーション資格ISO-19650-3
- BIM基本研修/オンライン試験
- BIMアセットマネジメント研修/オンライン試験
- BIM Handover Information Exchange研修/オンライン試験
- Security and BIM研修/オンライン試験
- BIM Health &Safety研修/オンライン試験
- 実務試験/申請書
BIMアセットインフォメーション認定プロフェッショナル
費用:
- BIM基本研修 44,000
- BIM ISO19650-2 プロジェクトデリバリーフェーズ研修 44,000
- BIM BS 1192-4 Handover Information Exchange研修 10,780
他研修多数あり。注意:英語のものが多いので事前に確認が必要です。
認証取得までは、研修コンサルティング含め100万以上必要となります。
最後に
BIM資格でISO-19650(国際規格)の取得については組織として国際的にBIMプロジェクトまたはBIMアセットに対して認証を得るものであり、組織としてのBIMの取り組みを外部に対しても証明することになります。認証のハードルも高く取得まで年単位でかかり、まだまだ日本での認証例は少ない状態となっています。
これとは別にBIMソフトウェアメーカが試験を実施しているBIM資格は、主にはBIMソフトウェア(Revit、ArchiCAD)での操作ができることを第三者(ソフトウエアメーカ)が証明するものです。BIMオペレータであれば、ある程度、気軽に試験受験でき、取得することでBIMソフトウェアの操作ができる証明になります。
*BIMソフトウェアメーカ:Autodesk社、Graphisoft社
*BIMソフトウェア:Revit、ArchiCAD
*BIMソフトウェア:Revit、ArchiCAD
弊社では、オートデスク認定トレーニングセンター(ATC)に対して対応することも可能です。ぜひお問い合わせください。