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建設業界とは?基礎知識について:1回目

初めまして。
エヌ・アンド・アイ・システムズの建設DX部では、
「建設業界でDXがより身近なものに」なるための
ご支援をしております。
このブログは、
「これから建設業界に就職を考えている」
「建設業界をDXで活性化させたい」
「IT業界に転職したい」
そんな方々に向けて、少しでも参考になるような
情報発信をしていきたいと思っています。
初回は、建設業界の基礎知識についてご説明いたします。

Agenda

1. 建設業界とは
2. 建設業界の仕組みについて
3. まとめ

1.建設業界とは

建設業界では様々なワードがあり、
業界を知らない方だと混乱してしまうので、
まずは基礎的な部分からお話しいたします。

建設業界において、建物を作る建築だけでなく、
道路や水路等の施工も両方行うのが
建設業界です。
建設=建築ではなく、建築は建築物の
施工を行います。道路や水路等の、
土木工事は行いません。
土木工事を行うか行わないかで
言葉が変わるので、注意が必要です。

※ 施工とは
計画された工事を実施すること

2.建設業界の仕組みについて

建設業界とIT業界は実は似ている仕組みをしています。
建設業界では、重層下請構造と呼ばれる構造になっており、
元請にあたるゼネコンからサブコン→下請け企業へ仕事の全部や一部を依頼します。
下の図のようにピラミッドをイメージすると理解しやすいと思います。

ここまで説明した、重層下請構造ですが、改善が必要と言われています。
階層化することで工事の進捗状況やコストの発生元が複雑化し、
様々な弊害が起こることがあります。
国土交通省が、重層下請構造を改善するための改善策発表しましたが、
改善までは、まだ時間がかかりそうです。

3.まとめ

今回は、基礎的な部分についてご説明させていただきました。
業界の仕組みから問題点がお分かりいただけたかと思います。
ブラックボックス化にならないために、
分かりやすい施工体制を取る事が重要です。

次回は建設業界の業種についてご説明いたします。

▼画像:Illustration by storyset by Freepik